平成21年3月8日日曜日

「徹底抗戦」を読んだ一日

今日は珍しく朝起きた時から頭痛に襲われた。毎日パソコンの前に座ってたり、座ってない時はTVを観ていたりして、ずっと電磁波に囲まれている生活をしているからか、週末になると時々数時間頭痛に襲われる。その時はジムのサウナに行ったり昼寝したりして治るのだが、今日は全部してみたけどダメ!

とりあえず昼寝から起きて、昨日から頑張って作ってきてたプログラムの続きを書きたかったんだけどとても画面の前に座る気持ちじゃなかったから、家の近くにあるスターバックスに先週Amazonで購入した「徹底抗戦 堀江貴文」と「Perlベストプラクティス Damian Conway」を持っていった。

ライブドア、堀江氏にしてはライブドア事件前後はすごい人だなーという単純な気持ちだけしかなかったが、自分がPerlの世界に去年終りぐらいから入り出したころからライブドアへの興味が高くなった。元々は「オン・ザ・エッジ」という社名でやっていたライブドアには今では世界的に有名なプログラマたちを育ててきてた。オープンソースプログラマー小飼 弾さんやシックスアパートで働く宮川達彦さんなどいっぱいいる。こういう人たちを育ててきた会社ライブドア、そしてそれを経営していた堀江さんはどういう人なのか興味があった。後、当時ライブドアがあった六本木ヒルズで働いているしね(笑)。

というわけで、スターバックスに行った僕は
徹底抗戦を読み始めた。頭痛いのをほとんど忘れるぐらいに集中して3-4時間ぐらいだと思うけど、読み続けた。自分は日本語を読むのは遅いから全部読むことはできなかったけど、半分以上読んだ。感動、笑、「へー」ということがいっぱいで実に面白い。

ライブドア事件のことを詳しくて書いていて、ニュースとかで聞いていた内容とはまったく違うくて、堀江さんは本当にストレートな人で何も知らなかった罪のない人間なんだなと感じた。彼自身が書いたことなんだからニュースで聞いたことより今日読んだことを自分は信じる。

事件のこともそうだが、逮捕されてからの独房のこともすごく詳しく書いていてとても圧倒させられた。

「途中にあるトイレで鏡を見るのも楽しみだった。自分の顔を見る自由すら失われるのが、こんなにつらいことだとは思わなかった。P104」

「若いイケメン刑務官がいた。結構新見に話しかけてくれて、精神不安定になっている私としては、かなりうれしかったのを覚えている。眠れなくて悶々としていた深夜に、中から開かないドア(これが結構プレッシャー。内側にドアノブがないだけで、これだけ圧追感があるのか!)の横にある食器を出し入れする小さな穴から話しかけてくれた。『自分はどうすこともできないけど、どうしてもさびしくて我慢できなくなったら、短い時間なら話相手になるから』。正直、涙が出た。P110」

実際に独房に入らないと実際にどれだけ苦しいのかはわからないけど、本当に苦しかったんだろうという気持ちは読んでいて感じれた。罪を犯してはいないのに、ここまで苦しい思いを味わないといけなかったというのは社長という立場はやはりリスクが大きいのだなと思えた。




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