今月GoogleはLivelyという3D世界で遊べるアプリケーションをリリースした。3D世界で遊べるといえばSecond Lifeが既に世の中で人気を得ているが、Googleはなぜ今になって3D世界のアプリケーションをリリースしたのか疑問を持ったのでインストールして試してみた。
使ってみて最初に思ったのはSecond Lifeより操作がシンプルで使いやすいという印象だった。Second Lifeは最初世界に入ると「初心者講座1」「初心者講座2」などを表示されて、操作勉強しないと使えないのかというプレッシャーに追い込まれる。一昔のStickam Japanもそういうところがあったなと個人的に思ったりする。。多機能をバンッ!と表示されるよりも、人間はまず限られたことを提示されたほうが安心感を得て喜んで使ってもらえることを最近実感した。ということでLivelyのほうがシンプルという面ではうえだと思った。
また、Second Lifeは完全にひとつのアプリケーションをインストールして起動しないといけないが、LivelyはブラウザーにPlug-InとしてインストールするだけでOK。気楽に試せるという細かい親切さがGoogleの良いところ。ブラウザー上で動かせるというメリットがあるため、Lively上で作った部屋(My Room)をFlashのEmbedとして自分のホームページに張れちゃうという面白いアイデアもすばらしい。
もちろんLivelyはまだGoogle Labsの中にいるので、バグも多数発見した。でも、ここがGoogleらしいところの一つ。バグがあるからリリースできないなど言わずに、まずユーザーにベータ版として提供して世間の意見を聞くという、自分が好きな言葉 "Give x 2 and Take" ポリシーを貫いている。
最後にもうひとつLivelyに興味を持った理由が、このアプリケーションを開発担当したのがNiniane WangというGoogleプログラマーだからだ。彼女は18歳でカルフォニア工科大学を卒業していて、Googleで働く前はMicrosoftでFlightSimulatorの開発をしていた「天才少女」と名が通っている。Niniane Wangのブログは数年前から読み続けていて、プログラマー&ブロガーとして尊敬している一人だ。彼女がLivelyを開発担当したとブログで書いているのを読んで、興味を持った。あの有名なMicrosoft Flight Simulatorを開発した人がどこまでの3D世界アプリケーションを作るのにすごく興味が湧き出した。
↓Livelyで作ってみた、自分の部屋w よかったら遊びに来てみてちょ
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平成20年8月26日火曜日
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